2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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[18p-D104-1~7] ニューロモルフィックハードウェアとはどんなものだろうか?

2018年3月18日(日) 13:15 〜 17:00 D104 (56-104)

森山 貴広(京大)、齋藤 秀和(産総研)

13:15 〜 13:45

[18p-D104-1] ニューロモルフィックハードウェアの過去と未来

浅井 哲也1 (1.北大情科研)

キーワード:ニューロモルフィックハードウェア、人工知能、集積回路

日本特有のものづくりの強み・原点に立ち返り,ものづくり固有の強い動機に突き動かされて研究者が我を忘れて没頭できるような「情報科学とものづくりの融合型AI(人工知能)研究」の立ち上げに向けた講演者の考えとともに、ニューロモルフィックハードウェアの過去と未来を紹介する.できることならば,AI・脳機能に最適・本当に必要な「脳型基本デバイス」(現在のCMOSスイッチ・メモリ素子に相当する新たな基本デバイス)を構築し,それを利活用するAI情報科学と材料・デバイス,および両者の橋渡しをするアーキテクチャ研究により多様なAIイノベーションを創出したい.それができれば,約30年後と言われるAIのシンギュラリティ(技術的特異点)への到達を加速する日本発祥の人工知能研究の源流をつくれるかもしれない.