2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[18p-F104-1~8] IoT時代に向けたナノワイヤデバイス展開とその物理

2018年3月18日(日) 13:30 〜 17:45 F104 (61-104)

河口 研一(富士通研)、原 真二郎(北大)

15:00 〜 15:30

[18p-F104-4] 半導体ナノ細線/超伝導体ハイブリッド構造でのマヨラナ粒子の探索

松尾 貞茂1 (1.東大工)

キーワード:ナノ細線、超伝導

自身とその反粒子が等しくなるマヨラナ粒子が超伝導体とナノ細線の接合に実現されると提案され、実験的な兆候が報告されている。その中で、我々は超伝導体と並列二重ナノ細線の接合でクーパー対分離が高効率で起きる場合にマヨラナ粒子が実現しうるとの理論提案に注目している。我々はアルミニウムと並列二重InAsナノ細線のデバイス作製に成功し、このデバイスでクーパー対分離が100 %以上の非常に高い効率で起きることを実証した。