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[18p-F306-2] エクソソームtetheringのための脂質誘導体分子修飾界面の研究
キーワード:エクソソーム、ナノアレイ、1粒子計測
エクソソームは脂質二重膜に覆われた直径30-100 nmの不均一なナノ粒子であり、その機能を理解するには1粒子ごとの特性解析が求められる。我々は1粒子計測用プラットフォームとしてポリエチレングリコール(PEG)脂質誘導体による脂質二重膜のtethering機能を利用しエクソソームアレイを形成した。本研究ではナノアレイのtethering性能の向上を目指し、化学修飾法について検討した。まず表面修飾プロセスの最適化を行い、その後PEG脂質誘導体分子鎖長を変化させた修飾表面上にエクソソーム懸濁液を曝露し吸着の様子を観察した結果を基にtethering性能について議論する。