[18p-P15-1~11] 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

[18p-P15-2] 半導体性単層カーボンナノチューブシートの熱電特性

〇(DC)黄 文シン¹、徳永 恵梨子¹、中島 祐樹¹、藤ヶ谷 剛彦^1,2,3 (1.九大院工、2.WPI-I2CNER、3.JST-さきがけ)

キーワード：カーボンナノチューブ、熱電変換、ゼーベック係数

半導体性単層カーボンナノチューブ（s-SWNTs) は高いゼーベック係数を持つため、熱電材料として期待されている。従来の研究では、s-SWNTシートの電気伝導率とゼーベック係数が報告されたが、ZT値は未分離SWNTシートと比較して、向上具合はまだ解明されていない。本研究では、市販のs-SWNTと金属性SWNTを用いて様々な純度のs-SWNTシートを作製し、それぞれの電気伝導率、ゼーベック係数及び熱伝導率を評価し、s-SWNTシートの熱電特性を系統的に解析する。