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[18p-P15-4] ナノワイヤ型シリコン熱電デバイスにおけるAlN熱伝導層の膜質が発電性能に及ぼす影響
キーワード:窒化アルミニウム、エナジーハーベスティング
熱電材料の性能を最大限に引き出すには、熱電変換部の温度差を大きくすることが重要であり、そのためには周辺の寄生熱抵抗の削減が必須となる。窒化アルミニウム(AlN)は、熱伝導率が高くSiと熱膨張係数が近いことから、Si-NWを用いたμTEGの熱伝導層材料の有力候補である。今回我々は、成膜条件が異なるAlNのN欠損密度を電子線マイクロアナライザを用いて調査し、μTEGの発電特性との関係を調査した。