2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

22 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」 » 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

[18p-P15-1~11] 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

2018年3月18日(日) 16:00 〜 18:00 P15 (ベルサール高田馬場)

16:00 〜 18:00

[18p-P15-8] Ti-Sn混合薄膜を用いた熱電変換セルの熱処理条件の最適化

増澤 聡介1、白井 草汰1、福田 武司1 (1.埼玉大)

キーワード:熱電変換、金属酸化物、再生可能エネルギー

持続可能なエネルギーについて関心が高まっているが、低品位排熱は日本のエネルギー需要の半分に相当する量が無駄になっており、主要なエネルギー源になると期待されている。熱電変換の問題点は低いエクセルギーにあり、ゼーベック型の素子やTEC、TRABなど様々なアプローチで排熱の有効活用を試みているが、低品位排熱においてはコストや効率の面で課題が残っている。本研究では、温度差がなくても動作するTi-Sn混合膜を用いた熱電変換セルを作製し、動作メカニズムの解明のために熱処理温度の最適化を検討した。