2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

9 応用物性 » 9.4 熱電変換

[18p-P3-1~18] 9.4 熱電変換

2018年3月18日(日) 13:30 〜 15:30 P3 (ベルサール高田馬場)

13:30 〜 15:30

[18p-P3-11] ゲル化成膜プロセスを用いたPEDOT/PSS膜の熱電特性の膜厚依存性

〇(M2)前田 諒太1,2、篠原 嘉一2、川上 博司3、高際 良樹2、金沢 育三1 (1.東京学芸大、2.物材機構、3.NEDO(元:物材機構))

キーワード:熱電変換材料、PEODT/PSS、導電性高分子

我々は、PEDOT/PSS膜の新規成膜方法としてゲル化成膜プロセスを開発した。このプロセスは、スピンコート法やドロップキャスト法などのように、PEDOT/PSS含有溶液を蒸発させ、直接的に成膜する方法とは大きく異なる。また一般的な熱電性能向上の方法であるプレやポストトリートメントなどの処理を行わなくても性能の向上が可能である。また厚膜化が可能であり、二次的に溶媒を用いることにより機能付加を行うことが見込めるプロセスである。