[18p-P3-1~18] 9.4 熱電変換

[18p-P3-6] 二重管封入式温度勾配法を用いて作製したSnSeの結晶性におよぼす
冷却速度の影響

〇寺社下 文也¹、田橋 正浩¹、高橋 誠¹、後藤 英雄¹、土屋 雄司²、一野 祐亮²、吉田 隆² (1.中部大工、2.名大工)

キーワード：SnSe、熱電材料、結晶評価

本研究では単結晶基板上へ融液成長させたSnSe結晶を対象とした。SnSeは冷却過程において530 ^oC付近で高温（β）相から低温（α）相へ相変態する。前報では融点直上から相変態以下の温度まで一定の冷却速度で冷却を行ったが、本報では凝固時における冷却速度と相変態温度付近における冷却速度を変化させ、これら冷却速度の違いが結晶性におよぼす影響について調べた。