[18p-P4-1~48] 12.5 有機太陽電池

[18p-P4-20] ドープしたSnO₂を電子輸送層に用いたぺロブスカイト型太陽電池の
作製および特性評価 (II)

〇(M1)木内 宏弥¹、竹内 大将¹、牛膓 雅人²、伊東 和範²、小林 敏弥²、深澤 祐輝²、緒方 啓典^1,2,3 (1.法政大院、2.法政大生命科学、3.法政大マイクロ・ナノ研)

キーワード：ペロブスカイト太陽電池

一般的なペロブスカイト型太陽電池では、電子輸送層（コンパクト層およびメソポーラス層）としてTiO2が広く用いられている。しかしながら、TiO2の製造には400℃以上の高温処理が必要である。一方、SnO2はTiO2よりも低い温度で製造することができるという利点がある。SnO2を電子輸送層として用いたペロブスカイト太陽電池の作製が報告されているが、その変換効率はTiO2を用いた場合よりも低い。我々は、ペロブスカイト太陽電池における電子輸送層として化学ドーピングされたSnO2を取り上げ、その電子輸送特性および太陽電池特性を明らかにすることを目的として研究を行っている。