2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.5 磁場応用

[19a-A202-1~12] 10.5 磁場応用

2018年3月19日(月) 09:00 〜 12:15 A202 (54-202)

三井 好古(鹿児島大)、高橋 弘紀(東北大)

11:45 〜 12:00

[19a-A202-11] 永久磁石を用いたガラス微粒子の磁気アルキメデス浮上

菅谷 将之1、池添 泰弘1 (1.日工大)

キーワード:磁気アルキメデス、永久磁石、自己組織化

磁気アルキメデス効果を利用すれば、永久磁石でも常磁性の水溶液中で物体の磁気浮上を実現できる。しかしながら、永久磁石の磁場は非常に小さいため、水と密度の近いプラスチックなどの磁気浮上は容易であるが、密度の大きい金属や酸化物など無機物質の磁気浮上は非常に困難である。本研究では、永久磁石でも超伝導磁石並みの磁気力を発生できる磁石の配置を見出し、ガラス微粒子を永久磁石で磁気浮上させることに成功した。