2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.5 磁場応用

[19a-A202-1~12] 10.5 磁場応用

2018年3月19日(月) 09:00 〜 12:15 A202 (54-202)

三井 好古(鹿児島大)、高橋 弘紀(東北大)

10:45 〜 11:00

[19a-A202-7] hcp-MnAl合金の磁場中相変態

麓 秀斗1、小林 領太1、〇三井 好古1、高橋 弘紀2、伊藤 昌和1、小山 佳一1 (1.鹿児島大院理工、2.東北大金研)

キーワード:強磁性、MnAl、強磁場

hcp構造を有するMnAl合金について磁場中示差熱分析を行い、相変態の活性化エネルギーに対する磁場効果を明らかにした。hcp相から強磁性τ相や非強磁性β相への相変態は、単一の発熱ピークで観測された。相変態の活性化エネルギーは、10Tまでは単調に減少し、10T以上で増加する。これらの磁場効果は、強磁性相の生成促進効果と、非強磁性相の生成抑制効果によると考えられる。