[19a-A204-1~10] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

△ [19a-A204-6] π共役高分子薄膜の界面ドーピングに伴う導電特性と結晶性の変化

〇二俣 開¹、小野寺 恒信¹、山本 俊介¹、三ツ石 方也¹、及川 英俊¹ (1.東北大多元研)

キーワード：有機半導体、界面ドーピング、共役系高分子

界面ドーピングはサンプル表面にフッ化アルキルシラン誘導体などを吸着させて導電性を向上させる手法であり、従来の化学ドーピングとは異なり、分子配列や結晶構造の乱れを回避できるドーピング手法として期待されている[1]。しかし、導電性が向上する機構には依然として不明な点も存在する。本研究では、結晶性ポリアルキルチオフェン薄膜を対象として、導電性に対する界面ドーピングの効果の解明を行った。