[19a-A304-1~11] 2.3 放射線応用・発生装置・新技術

△ [19a-A304-4] 平面検出器を用いたエネルギー分解コンピュータ断層撮影による実効原子番号測定

〇(D)伊良皆 拓^1,2、中村 光宏^2,3、溝脇 尚志²、神野 郁夫¹ (1.京大院工、2.京大院医、3.京大院人健)

キーワード：エネルギー分解コンピュータ断層撮影法、実効原子番号

X線を電流測定し予め求めた応答関数(RF)を用いてX線のエネルギー分布をアンフォールディングする二次元化したtransXend検出器によるエネルギー分解コンピュータ断層撮影を用いて，実効原子番号測定を行った．RFは減弱の式による数値計算によって決定した．11種類の人体組織等価物質の実効原子番号は系統的に過小評価されて測定されたが，規格化を施すことにより1.8%以内の精度で求めることができた．