2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

1 応用物理学一般 » 1.6 超音波

[19a-B303-1~10] 1.6 超音波

2018年3月19日(月) 09:00 〜 11:45 B303 (53-303)

鈴木 雅視(山梨大)

09:45 〜 10:00

[19a-B303-4] 弾性表面波の漏洩減衰測定によるガス分析方法

山中 一司1、竹田 宣生1、赤尾 慎吾1、辻 俊宏1、大泉 透1、福士 秀幸1、岡野 達広1、佐藤 渚1、塚原 祐輔1 (1.ボールウェーブ)

キーワード:弾性表面波、漏洩減衰、バックグラウンドガス

天然ガス等の微量水分計ではバックグラウンドガスの組成変動の検出が必要な場合がある。そこで、ボールSAWセンサの漏洩減衰と水分による減衰の周波数依存性の違いを用いてこれを実現する方法を検討する。原理を定式化し、空気、窒素、アルゴン、メタンをバックグラウンドガスとして実験を行った結果、水分濃度と独立にバックグラウンドガスの変動が検出され、本方法の可能性が示された。