2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

CS コードシェアセッション » CS2 3.11 フォトニック構造・現象,3.12 ナノ領域光科学・近接場光学のコードシェアセッション

[19a-C301-1~10] CS2 3.11 フォトニック構造・現象,3.12 ナノ領域光科学・近接場光学のコードシェアセッション

2018年3月19日(月) 09:00 〜 11:45 C301 (52-301)

北 翔太(NTT)、田中 拓男(理研)

10:30 〜 10:45

[19a-C301-6] HfNプラズモニック共振器を用いた熱輻射制御

豊田 紘史1、高原 淳一1,2 (1.阪大院工、2.阪大フォトニクスセンター)

キーワード:メタマテリアル、熱輻射、プラズモニクス

これまでの熱輻射制御に関する研究では材料の融点により1000K程度での応用が限界であった。そこで、我々は高融点金属窒化物の一種である窒化ハフニウム(HfN)に注目した。HfNは3603Kという非常に高い融点を持ち、可視から赤外領域において負の誘電率を示す物質である。​本研究では、HfNを基にしたプラズモン共振器構造を用いることで0.99以上の非常に高い輻射率と、可視から中赤外の広帯域における熱輻射制御が可能であることを実証した。