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[19a-F206-6] 量子センシング・ナノNMR:線幅13 Hzの観測
キーワード:量子センシング、ダイヤモンド、ナノNMR
単一NVセンタを用いる量子センシング・ナノNMRでは、3Tの高磁場と窒素核スピン(T1=260秒)をメモリに用いて、従来のNMRより10桁少ない液体試料の1Hおよび19F核に対して~1 ppmの分解能を達成し、ケミカルシフトが観測されている。本研究では、核スピン同士の双極子結合が弱い固体試料のモデル系として12C濃縮ダイヤモンド中の単一13C核スピンに着目し、13 Hzの線幅の観測に成功した。