2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[19a-F214-1~11] 6.5 表面物理・真空

6.5と7.6のコードシェアセッションあり

2018年3月19日(月) 09:15 〜 12:15 F214 (61-214)

服部 梓(阪大)、一ノ倉 聖(物材機構)

12:00 〜 12:15

[19a-F214-11] 新しい非蒸発ゲッター(NEG)コーティングの応用と評価

〇(D)宮澤 徹也1、栗原 真志2、大野 真也2、寺島 矢3、夏井 祐人3、加藤 博雄3、狩野 悠4、中山 泰生4、加藤 良浩5、橋本 綾子6、松本 益明7、ビルデ マーカス8、福谷 克之8、菊地 貴司9、間瀬 一彦1,9 (1.総研大高エネ、2.横国大工、3.弘前大理工、4.東理大理工、5.入江工研、6.物材機構、7.学芸大物理、8.東大生産研、9.KEK物構研)

キーワード:非蒸発ゲッター、チタン、パラジウム

非蒸発ゲッター(NEG)コーティングはオイルフリー、振動フリー、省エネルギー、非磁性といった特徴がある。従来のNEGコーティングは、真空加熱と大気曝露を繰り返すと排気性能が低下するなどの問題点があった。我々は酸素フリーの超高真空中でTiを厚さ1μm成膜したのちPdを厚さ10nm成膜することで、活性化と大気ベントを繰り返しても排気性能が低下しない新しいNEGコーティングを開発した。Pd/Ti薄膜の排気性能や構造などについて報告する。