2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[19a-F306-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2018年3月19日(月) 09:00 〜 12:15 F306 (61-306)

高橋 一浩(豊橋技科大)、加治佐 平(PROVIGATE)

09:15 〜 09:30

[19a-F306-2] 自律制御型マイクロ血漿抽出機構の提案

〇(B)内藤 大揮1、岡本 俊哉1、浮田 芳昭1 (1.山梨大工)

キーワード:血漿、マイクロデバイス

マイクロデバイスを基盤とする血液検査装置の開発に於いて無希釈の血液より血漿を分離する技術の開発が課題である。本研究の目的は複雑な機構を用いずにこれを実現する分離技術の確立である。本発表ではデバイスを定常回転させるだけで遠心分離と血漿の取り出しの操作が自律的に実行される機構を報告する。自律制御であること、複雑なデバイス構造が不要であることから、装置の小型化及び低価格化の上でメリットが大きいと言える。