2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.8 光物性・発光デバイス

[19a-G204-1~10] 13.8 光物性・発光デバイス

2018年3月19日(月) 09:00 〜 11:45 G204 (63-204)

國本 崇(徳島文理大)

11:15 〜 11:30

[19a-G204-9] 空間モードを持った光による励起子生成

東海林 篤1、齋藤 伸吾2、大友 明2 (1.山梨大学、2.情報通信研究機構)

キーワード:光の空間モード、励起子、ラゲールガウスビーム

物質に光を照射すると、光の持っていたエネルギーや偏光、位相といった性質は物質中の素励起へ移され、保存される。この移行は物質表面の各部位でおきるため、素励起が十分大きなコヒーレント長を持ち、照射する光の空間モード構造の大きさが素励起のコヒーレント長と同程度以下の場合には、光の空間モードも素励起へ移行されることになる。結果、選択則が変わり、従来の光学遷移では励起できない励起子も励起できるようになる。