[19a-P3-1~14] 3.9 テラヘルツ全般

[19a-P3-4] テラヘルツ波のヘテロダイン電気光学サンプリング検出における
偏光フィルタリングによる感度向上

〇北原 英明¹、安本 拓朗¹、加藤 博之¹、後藤 大輝¹、椎原 正基¹、山本 晃司¹、エスタシオ エルマー²、バクノフ マイケル³、谷 正彦¹ (1.福井大、2.フィリピン大、3.ニジニノブゴロド大)

キーワード：電気光学サンプリング、ヘテロダイン検出、テラヘルツ

これまで我々はテラヘルツ波のヘテロダイン電気光学検出（EOS）の研究を行ってきたが、本研究では検出感度（ΔI/I）を改善するためにプローブ光の偏光に対して直交する方向にヘテロダイン成分が発生する光学配置を用い、EOS後のプローブ光のみを偏光子で抑圧することでΔI/Iの改善を試みた。その結果、標準的なEOSと比較してΔI/Iを約8倍改善することに成功した。