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[19a-P5-2] 低フォノンエネルギーCaO-Al2O3-Ga2O3ガラスの作製
キーワード:酸化物ガラス、フォノンエネルギー、非発光緩和
ファイバレーザは高い冷却効率や取り回しの良さから注目されているが、非発光緩和による効率低下という課題がある。非発光緩和は多重フォノン緩和が支配的であり、多重フォノン緩和はフォノンエネルギーが高いほど顕著となる。フォノンエネルギーが高い網目形成酸化物を用いずに中間酸化物と修飾酸化物によるCaO-Al2O3-Ga2O3ガラスを作製することでフォノンエネルギーが小さいガラスを作製し、非発光緩和を抑制できるかを検討した。