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[19a-P6-30] ペンタセンとNi担持Wメッシュを用いたナノカーボン膜の作製
キーワード:グラフェン、Ni担持W、ペンタセン
ペンタセンを原料として加熱触媒体での堆積前駆体の生成および重合反応によるナノカーボン(ナノグラフェン)膜の作製を試みた。Ni担持Wメッシュ(WNi)のNi担持面積率を変えることでペンタセンの重合反応が促進可能かを検討し、Ni担持率3%のWNiを用いた場合、ペンタセンがNi上で分解し生成されたジヒドロペンタセンとW上で分解していないペンタセンが共存でき、重合反応を促進できる可能性が見出された。