[19a-P6-1~79] 17 ナノカーボン（ポスター）

[19a-P6-44] グラファイトの酸素プラズマエッチングによるサイズ制御とその物性評価および液相剥離への応用

〇石黒 康志¹、広部 元希¹、高井 和之^1,2 (1.法政大生命、2.法政大院理工)

キーワード：グラファイト、液相剥離、プラズマエッチング

グラフェンを用いた様々な応用の実用化のためには，高品質なグラフェンの大量合成法の開発が必要不可欠である．液相剥離法はその一つの手段であり，様々なプロセスの検討が行われている．液相剥離で用いるグラファイト原料のサイズや形を制御することは，得られるグラフェンの構造や物性の制御に有効であるがそのような研究例は少ない．本研究では高配向熱分解グラファイト(HOPG) を酸素プラズマエッチング処理によりサイズ制御し，エッチング処理による電子構造の変化を評価した．またグラファイトを溶媒に分散させて超音波処理し，液相剥離の検討を行った．