2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.4 生体・医用光学

[19p-A302-1~23] 3.4 生体・医用光学

2018年3月19日(月) 13:15 〜 19:30 A302 (54-302)

西舘 泉(農工大)、佐藤 俊一(防衛医大)

14:00 〜 14:15

[19p-A302-4] 繰り返し誘導遷移を利用した超解像非線形蛍光顕微鏡

嶽 文宏1、福武 直樹1、林 世莉1、瀧 優介1 (1.ニコン研究開発本部)

キーワード:蛍光顕微鏡、超解像顕微鏡

繰り返し誘導遷移(REST, Repetitive stimulated transition)という物理現象を利用した超解像非線形蛍光顕微鏡を提案する。REST顕微鏡では、2色のレーザー光(Pump光、Probe光)が誘起する励起(誘導吸収)と誘導放出を複数回経て生じる非線形蛍光をロックイン検出することで画像を取得する。蛍光ビーズイメージングの結果は、RESTによる分解能向上効果を明瞭に示した。