[19p-A302-1~23] 3.4 生体・医用光学

[19p-A302-7] インライン干渉計により小型・高安定化された超高速共焦点顕微鏡

〇(B)菅野 寛志¹、三上 秀治¹、小関 泰之²、合田 圭介^1,3 (1.東大理、2.東大工、3.JST)

キーワード：共焦点蛍光顕微鏡、周波数分割多重、干渉計

周波数分割多重化された共焦点顕微鏡を小型・高安定に実装する方式を提案する。本方式ではビームの分割・合波にウォラストンプリズムなどの分離角が小さい（1°-2°程度）光学素子を用い、分離されたビームをリレーレンズに通して合波することで、小型化・安定化が実現される。原理確認のため、本方式により生成した励起光をテストターゲットに照射して透過光を検出し、約15,000フレーム/秒の速度での透過像の取得に成功した。