2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[19p-A402-1~14] 3.9 テラヘルツ全般

2018年3月19日(月) 13:30 〜 17:15 A402 (54-402)

坪内 雅明(量研機構)、松原 英一(大阪歯科大)

16:00 〜 16:15

[19p-A402-10] 四位相検出器を用いたテラヘルツ波高感度検出

高井 茉佑子1、白水 信弘1、田中 幸彦1、茂原 瑞希2、志村 啓2 (1.日立研開、2.日立ハイテク)

キーワード:テラヘルツ波検出、is-TPG、干渉

テラヘルツ(THz)波の透過性と指紋スペクトルを活かした医薬品等の分析を行うため,光注入型THz 波パラメトリック発生方式を用いた分光器を開発している。
本分光器では非線形光学結晶を用いてTHz波を赤外光(検出光)に変換して検出している。今回、検出光と同波長の光を干渉させ、
検出側の非線形光学結晶で生じる不要光を除去し、感度を向上した。さらに正弦波である干渉信号の四つの位相成分を同時取得することで,測定時間の短縮と更なる高感度化を図った。当日はその結果について報告する。