[19p-B201-1~21] 3.3 情報フォトニクス・画像工学

[19p-B201-16] 凸型放物面鏡を用いた広視域ホログラフィックステレオグラム

〇山東 悠介³、茨田 大輔^1,2、谷田貝 豊彦¹ (1.宇大CORE、2.宇大院工、3.大阪技術研)

キーワード：ホログラフィック3Dディスプレイ、計算機ホログラム、ホログラフィックステレオグラム

ホログラフィック3Dディスプレイにおける視域拡大を目指し、凸型放物面鏡を用いた全方位から観測可能な立体ディスプレイを提案してきた。しかし、放物面での反射を考慮した回折計算に莫大な計算時間を要するという課題がある。本研究では計算時間の短縮を目的とし、ホログラムのステレオグラム化を行った。これは、ホログラム面を分割することで局所的に近軸近似を成立させ、回折計算に高速フーリエ変換を適用するものである。