[19p-B203-1~19] 3.1 光学基礎・光学新領域

[19p-B203-3] 金属ナノ周期構造を用いた光電子放出の増大

〇森澤 洋文¹、小野 篤史^1,2、居波 渉^1,2、川田 善正^1,2 (1.静岡大工、2.静岡大電研)

キーワード：プラズモニクス、光電子放出、ナノ周期構造

本研究はアルミニウムナノホールアレイ及びナノディスクアレイで構成される金属ナノ周期構造を用いて表面プラズモン共鳴を励起することにより，光電子放出を増大することを目的とする．光電子増倍管の高感度化や，光電陰極電子銃の電流量増大を実現するために光電子放出の増大が必要である．本研究では表面プラズモン共鳴の電場増強効果を用いることにより，金属膜からの光電子放出を増大する．