2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.6 超高速・高強度レーザー

[19p-B301-1~23] 3.6 超高速・高強度レーザー

2018年3月19日(月) 13:15 〜 19:30 B301 (53-301)

片山 郁文(横国大)、田邉 孝純(慶大)、芦原 聡(東大)、関川 太郎(北大)

16:45 〜 17:00

[19p-B301-14] フェムト秒レーザーパルスによる相変化材料GeCu2Te3の光誘起相転移

鈴木 貴之1、片山 郁文1、嵐田 雄介1、南 康夫1,2、須藤 祐司3、進藤 怜史3、斎木 敏治4、武田 淳1 (1.横国大院工、2.徳島大院工、3.東北大院工、4.慶大理工)

キーワード:超高速現象、超高速分光、相変化材料

相変化材料GeCu2Te3は、代表的な相変化材料Ge2Sb2Te5と比較してアモルファス相の熱的安定性と小さな体積変化から、信頼性の高い光記録デバイスが実現可能である。しかし、光誘起相転移現象を定量的に評価したという報告はない。そこで我々は、フェムト秒レーザーパルスに誘起されるGCTの光誘起相転移を実験的に評価した。その結果、ポンプ光入射後数ピコ秒の時定数で完了する光誘起相転移ダイナミクスの定量化に成功した。