[19p-B303-1~18] 11.4 アナログ応用および関連技術

[19p-B303-14] 磁気ナノ粒子の三次元イメージング法の開発

〇濱永 翔平¹、牟田 雅浩¹、笹山 瑛由¹、円福 敬二¹ (1.九州大)

キーワード：磁気ナノ粒子、マルチ検出コイル、NNLS

本研究では乳がん検査を想定して、深さ30-50 mmにおいて磁気ナノ粒子の分布を三次元的に画像化できるMPI（magnetic particle imaging）システムの試作と実験を行った。​3 kHz, 1.5 mTの交流励起磁界と0.1-0.2 T/mの直流傾斜磁界を加えることで発生した磁気ナノ粒子からの第三高調波信号を5個の検出コイルで検出した。サンプルを二次元走査することにより得られた5枚の磁気画像から、NNLS（nonnegative least square method）法によって粒子分布画像の再構成を行った。