2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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[19p-C102-1~9] 進展めざましい電子源と最近の新たなアプリケーション

2018年3月19日(月) 13:45 〜 17:45 C102 (52-102)

後藤 康仁(京大)、長尾 昌善(産総研)

16:00 〜 16:30

[19p-C102-6] MEMS技術を用いた300GHz帯TWTの開発

増田 則夫1、岡本 耕治1、吉田 満1、関根 徳彦2、菅野 敦史2、蔦木 邦夫3 (1.NECネットワーク・センサ、2.情報通信研究機構、3.静岡大学)

キーワード:進行波管、テラヘルツ波、マイクロマシン

筆者らはW帯(75~111GHz)で5W出力が得られるTWTを開発し,ボール紙製の封筒内部の樹脂サンプルのイメージング等に適用した.さらに300GHz帯で動作する可搬型電力モジュール用のTWTを開発するため,X線LIGA(Lithographie Galvanoformung Abformung)技術を応用したMEMS技術を用いてTWTの増幅素子である遅波回路を小型化した.これを用いて300GHz帯で動作するTWTを試作し最大+7dBのシステムゲインを得た.遅波回路単体では最大+37dBの増幅作用を得た.