2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[19p-C201-1~19] 8.4 プラズマライフサイエンス

2018年3月19日(月) 13:45 〜 19:00 C201 (52-201)

内田 諭(首都大)、伊藤 昌文(名城大)、前原 常弘(愛媛大)

18:45 〜 19:00

[19p-C201-19] 誘電体バリア放電を用いた青果物輸送コンテナ内エチレン除去装置の基礎特性

高橋 克幸1、本舘 拓真1、岡 彰史1、高木 浩一1、石田 進二2、寺澤 達矢2、内野 敏剛3、塚崎 守啓4 (1.岩手大、2.エナジーサポート、3.九州大、4.福岡県農林試験場)

キーワード:エチレン、誘電体バリア放電、鮮度保持

誘電体バリア放電を用いたエチレン除去リアクタを開発した。青果物輸送コンテナ内の環境を想定してエチレン除去試験を行った。エチレン除去量は初期エチレン濃度の増加に伴って増加した。また,実験結果を用いて時間経過に対するコンテナ内エチレン濃度を計算した結果,エチレン除去装置により青果物輸送時のコンテナ内エチレン濃度を目標値の1ppm以下に抑え,青果物の鮮度保持が可能であることが示された。