16:45 〜 17:00
△ [19p-C303-12] 電子式キャビティリングダウン分光法を用いたH2O濃度の測定
キーワード:電子式キャビティリングダウン分光法
本研究では装置の小型化と取り扱いやすさを容易にするため、電子回路と半導体レーザーを用いて電子式CRDS装置を構成し、H2O濃度測定を行った。リングダウンパルスの数が少ないとβ値の数値はばらつきが大きく、パルスの数がと多くなるとばらつきが少なくなり、正確な測定ができることがわかった。リングダウンパルス数が多いことは、物理的に光路長を長くしたことに相当し、電子式CRDSによって高感度化が可能であることが実証された。