[19p-C303-1~19] 3.8 光計測技術・機器

[19p-C303-15] 導波路型PPLNから発生する広帯域光コムのオフセット周波数計測

〇吉井 一倫^1,2、野邑 寿仁亜^1,2、田口 佳穂¹、久井 裕介^1,2、洪 鋒雷^1,2 (1.横浜国大理工、2.JST, ERATO 美濃島知的光シンセサイザ)

キーワード：光周波数コム、超高速非線形光学、導波路型PPLN

高非線形ファイバーで広帯域化されたモード同期Erファイバーレーザーの出力光を導波路型PPLN（周期的分極反転LiNbO3）に入射することにより，波長350 nmから4.4 mmに渡る広帯域光コムを発生できる。しかし，可視域に渡るコム成分の発生原理はまだ完全には解明されていない。本研究では，絶対周波数が既知のヨウ素安定化Nd:YAGレーザー(波長532 nm)と光コムとのビート周波数を計測し，可視域のコム成分の発生メカニズム解明を目指す。