[19p-D102-1~6] 先端計測と機械学習の融合

[19p-D102-2] 人工嗅覚の実現に向けた最先端ハード／ソフトの垂直統合

〇吉川 元起¹ (1.物材機構)

キーワード：嗅覚センサ、膜型表面応力センサ、機械学習

五感のうち、最もデバイス化が遅れているのが嗅覚である。人工嗅覚の実現を難しくしている大きな要因のひとつが、その測定対象である「ニオイ」の複雑さであるが、これは裏を返せば、ニオイにはその発生源に関する非常に多くの情報が秘められているとも言える。この複雑な対象を測定し、有用な情報に変換する人工嗅覚の実現に向けて、ハードウェアからソフトウェアに至る最先端要素技術の垂直統合を進めている。