2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 再生可能エネルギーの高度利用に向けた材料・デバイス技術の進展

[19p-F102-1~9] 再生可能エネルギーの高度利用に向けた材料・デバイス技術の進展

2018年3月19日(月) 13:45 〜 17:15 F102 (61-102)

内田 晴久(東海大)、小栗 和也(東海大)

15:00 〜 15:15

[19p-F102-4] ガス拡散電極を用いた人工光合成による気相CO2還元反応

賈 慶シン1、田邉 真一1、脇 一太郎1 (1.昭和シェル石油中研)

キーワード:二酸化炭素還元、太陽光エネルギー変換、ガス拡散電極

日本語:我々は半導体光触媒とCIS太陽電池を組み合わせたタンデム型光電極およびCu系触媒を担持したガス拡散電極(GDE)を組み合わせて、外部電圧を用いずに、疑似太陽光照射下における気相CO2還元反応に成功した。CH4およびC2H4の生成が確認され、CH4生成における太陽光-化学エネルギー変換効率はそれぞれ0.56%であった。以上の結果から、GDEは人工光合成による多電子還元生成物の製造に有効であることがわかった。