2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.6 プローブ顕微鏡

[19p-F210-1~16] 6.6 プローブ顕微鏡

2018年3月19日(月) 13:15 〜 17:30 F210 (61-210)

大塚 洋一(阪大)、笹原 亮(神戸大)

16:00 〜 16:15

[19p-F210-11] 多重周波数原子間力顕微鏡法による単一細胞のレオロジー診断技術

〇(D)田中 良昌1、繁富(栗林) 香織2、スバギョ アグス1、末岡 和久1、岡嶋 孝治1 (1.北大情報科学、2.北大新渡戸)

キーワード:原子間力顕微鏡、物性、細胞

近年、原子間力顕微鏡法(AFM)による細胞のヤング率測定から正常細胞とがん細胞の診断の可能性が示唆されているが、1細胞単位の診断精度は未だ低い。診断精度の向上には、細胞の測定位置の制御と多変数の診断指標による解析が求められる。これらの課題を解決するために、マイクロパターニング技術と多重周波数フォースモジュレーションAFM法によるレオロジー測定を組み合わせた細胞診断法を用いて、がん細胞の診断精度を評価した。