[19p-F310-1~15] 3.12 Nanoscale optical science and near-field optics

[19p-F310-3] Structural change and optical absorptions derived from oxygen deficiencies in hexagonal tungsten bronzes

〇Keisuke Machida¹, Mika Okada², Kenji Adachi¹ (1.Sumitomo Metal Mining, 2.Ohkuchi Electronics)

Keywords:tungsten bronze, localized surface plasmon resonance, polaron

酸化タングステン（WO_3-x）が発揮する近赤外光の吸収は、多くの先行研究ではポーラロン機構で解釈されている。六方晶タングステンブロンズ（HTB）もまた近赤外吸収を示し、その機構は自由電子モデルで解釈されてきたものの、ポーラロン共存の可能性も否定されてはいなかった。本報告ではHTB構造を有するCsタングステンブロンズ中の酸素欠陥が、結晶構造及び光吸収に大きく影響することを示し、近赤外吸収バンドを構成する要素を明らかにする。