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[19p-G202-12] 角度分解低エネルギー逆光電子分光装置の開発
キーワード:低エネルギー逆光電子分光法、エネルギー分散、有機半導体
我々は、2012年に低エネルギー逆光電子分光法(LEIPS)を開発し、有機半導体の空準位の精密測定が可能になった。本研究では、有機半導体試料の空準位のエネルギー分散測定を目指し、角度分解低エネルギー逆光電子分光装置(ARLEIPS)を開発した。この装置では、低速電子源を新たに開発し、残留磁場・電場を徹底的に遮蔽した。これにより、LEIPSでの角度分解測定が可能になり、高配向熱分解グラファイト(HOPG)の鏡像準位のエネルギー分散測定に成功した。