2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

1 応用物理学一般 » 1.6 超音波

[19p-P2-1~9] 1.6 超音波

2018年3月19日(月) 13:30 〜 15:30 P2 (ベルサール高田馬場)

13:30 〜 15:30

[19p-P2-7] 直線集束ビーム超音波材料解析システムによる圧電性Ta2O5薄膜の評価

〇(M1)末永 凌大1、鈴木 雅視1、垣尾 省司1、大橋 雄二2、荒川 元孝2、櫛引 淳一2 (1.山梨大学、2.東北大学)

キーワード:弾性表面波、超音波材料解析システム

直線集束ビーム超音波材料解析(LFB-UMC)システムを用いて、合成石英ガラス基板上にX軸配向圧電性Ta2O5薄膜を成膜した試料上に伝搬する漏洩弾性表面波(LSAW)の位相速度と伝搬減衰の測定を行った。薄膜の弾性特性は作製条件に強く依存することから、LFB-UMCの位相速度の測定値と理論値の間には相違が見られた。今後、Ta2O5薄膜の材料定数を再算定し、LFB-UMCの伝搬減衰の測定値から、減衰の理論値を差し引くことで音響損失を評価する。