[19p-P5-1~39] 6.3 酸化物エレクトロニクス

[19p-P5-28] TiO₂/WO₃/ITO三層同軸ナノファイバの光充放電特性

〇松田 拓也¹、頼田 家維¹、隈元 大登¹、小牧 平知¹、野見山 輝明¹、堀江 雄二¹ (1.鹿大院理工)

キーワード：電界紡糸法、ナノファイバ、光蓄電池

WO₃を用いた光蓄電池において電界紡糸法によるWO₃/ITOコアシース型ナノファイバ(NFs)という同軸ナノ構造をとることで従来のWO₃だけのNFsと比較して充放電特性を改善させることができることが分かっている。本研究ではさらに、その表面をTiO₂でコーティングした三層同軸ナノ構造を持つNFsを作製するとともにITO-NFsによるキャリア移動特性に対する効果を調べたところ、電子の拡散係数が向上し、ITOが効率の良い電子の放電路として機能していることが分かった。