2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[20a-C102-1~12] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2018年3月20日(火) 09:00 〜 12:15 C102 (52-102)

近松 彰(東大)

10:15 〜 10:30

[20a-C102-6] 相転移材料の熱自由度を利用したニューロン回路とその自律動作

矢嶋 赳彬1、西村 知紀1、鳥海 明1 (1.東大マテ)

キーワード:金属絶縁体転移、VO2、ニューロモルフィック

人工知能アルゴリズムをより低消費電力で実装するために、専用ハードウェアの設計が急務となっている。従来のニューロン回路ではキャパシタの利用が不可欠であり、巨大なキャパシタが回路の集積化を妨げてきた。本研究では、相転移材料VO2における熱自由度を利用することで「キャパシタレス」なニューロン設計を行い、さらに周辺回路を用いない自律動作を実験的に実証した。