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[20a-C102-6] 相転移材料の熱自由度を利用したニューロン回路とその自律動作
キーワード:金属絶縁体転移、VO2、ニューロモルフィック
人工知能アルゴリズムをより低消費電力で実装するために、専用ハードウェアの設計が急務となっている。従来のニューロン回路ではキャパシタの利用が不可欠であり、巨大なキャパシタが回路の集積化を妨げてきた。本研究では、相転移材料VO2における熱自由度を利用することで「キャパシタレス」なニューロン設計を行い、さらに周辺回路を用いない自律動作を実験的に実証した。