2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[20a-F102-1~12] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

2018年3月20日(火) 09:00 〜 12:15 F102 (61-102)

佐藤 正志(東海大)、阿部 浩之(量研機構)

10:45 〜 11:00

[20a-F102-7] 黒鉛シートによるシリコンナノ粒子内包化とリチウムイオン電池のシリコン負極のサイクル特性向上

〇(M2)大里 太一1、松本 健俊1、小林 光1 (1.阪大産研)

キーワード:リチウムイオン電池、負極、シリコン

次世代リチウムイオン電池の高容量負極として、黒鉛負極の約10倍の理論容量を持つSi負極が注目されている。しかし、充放電中のリチウムの挿入脱離によりSiが大きな体積変化を起こすことで、電極から電解液中にSiの一部が剥離して放電容量が減少する。本研究では、シリコンウェーハ製造時の産業廃棄物であるSi切粉を粉砕して作製したSiナノ粒子を黒鉛シートに内包化することによって、サイクル特性を向上させることに成功した。