2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

1 応用物理学一般 » 1.5 計測技術・計測標準

[20a-F202-1~9] 1.5 計測技術・計測標準

2018年3月20日(火) 09:15 〜 12:00 F202 (61-202)

寺崎 正(産総研)、鈴木 淳(産総研)

10:30 〜 10:45

[20a-F202-6] 原子力施設用限界電流式酸素濃度計の開発

田中 元気1、岡崎 幸基1、柳生 基茂1、羽生 大仁1、高橋 愛実1 (1.東芝エネルギーシステムズ)

キーワード:酸素センサ、原子力施設、限界電流

原子力発電所過酷事故時の水素爆発を防止する目的で格納容器内の酸素濃度監視が求められている。過酷事故時は高温、高圧、水素含有環境となるが、これらの環境で動作する酸素センサは開発されていない。我々はこの過酷事故時でも動作する酸素濃度計の開発を目指し検討を始めた。一般的に使用されている限界電流式センサの構成を、電極を白金から金、動作温度を700℃から400℃とすることで水素燃焼の抑制効果を確認した。