2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.5 有機太陽電池

[20a-G202-1~10] 12.5 有機太陽電池

2018年3月20日(火) 09:00 〜 11:45 G202 (63-202)

緒方 啓典(法政大)、森 竜雄(愛知工大)

09:00 〜 09:15

[20a-G202-1] 官能基を有するアミンを用いたペロブスカイト化合物の作製と評価(II)-構造と表面特性に及ぼす水素結合の効果-

荒井 良介1、藤田 正博1、竹岡 裕子1、陸川 政弘1 (1.上智大理工)

キーワード:ペロブスカイト太陽電池、二次元ペロブスカイト、水素結合力

二次元ペロブスカイト化合物A2PbX4 (A = RNH3+; X = Cl-, Br-, I-)は安定性に優れ、ペロブスカイト太陽電池の長寿命化への貢献が期待できる。二次元ペロブスカイトのアルキルアンモニウム末端にカルボキシ基を導入することで、アンモニウム分子間に水素結合を形成し、相転移を抑制することが明らかになっている。本研究では、[COOH(CH2)6NH3]2PbI4を作製し、表面自由エネルギーを算出することで、水素結合がペロブスカイト化合物の諸特性へ及ぼす影響を調査した。