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[20a-G203-9] Tb3+/Yb3+共添加ZrO2-SiO2ナノ結晶化ガラスのダウンコンバージョン発光メカニズム
キーワード:ゾルゲルガラス、蛍光、エネルギー移動
近年,波長変換材料として位置付けられる,希土類イオンの量子切断機構を用いた蛍光体(ダウンコンバージョン(DC)蛍光体)は,結晶Si太陽電池などへの応用が期待されている[1].DC蛍光体を利用して,従来発電に寄与しなかった紫外・可視光をSiのバンドギャップ近傍の近赤外光に波長変換することで,変換効率の向上を狙うことができると考えられるからである.そこで本研究では,Tb3+,Yb3+を共添加したZrO2-SiO2ナノ結晶化ガラスをゾルゲル法により作製し,この透明ナノコンポジットにおけるTb3+からYb3+への波長変換特性及びDC発光機構を評価した.