2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

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[20a-P2-1~17] 3.8 光計測技術・機器

2018年3月20日(火) 09:30 〜 11:30 P2 (ベルサール高田馬場)

09:30 〜 11:30

[20a-P2-11] 位相型回折格子を利用した金属表面のキズ検出技術の提案

〇(M2)小川 拓真1、江本 顕雄1、福田 隆史2 (1.同志社大学理工、2.産総研電子光)

キーワード:回折格子、キズ検出技術

従来、金属表面のキズ検出は作業員による目視で評価する方法や、多視点画像を撮影する方法が用いられている。しかし、これらの方法では品質を一定にできない問題や、撮影した多視点画像を処理するのに時間がかかるなどの問題がある。本研究では、位相型回折格子を用いたキズと粗面の情報を分離する検出技術を提案する。これにより、表面の細かい凹凸を抑制し、大きなキズをエンハンスすることを確認した。