[20a-P3-1~13] 3.11 フォトニック構造・現象

[20a-P3-9] フォトニック結晶レーザへの裏面反射構造の導入とその効果に関する検討

〇吉田 昌宏¹、瀬尾 和¹、De Zoysa Menaka¹、石﨑 賢司¹、田中 良典¹、初田 蘭子¹、野田 進¹ (1.京大院工)

キーワード：フォトニック結晶、半導体レーザ

フォトニック結晶レーザ (PCSEL) は，活性層近傍に配置した2次元フォトニック結晶のバンド端共振効果を活用した大面積コヒーレント半導体レーザである．今回，PCSELに対して，裏面反射構造を導入し，レーザ特性に与える効果について実験的な検討を行った．上方へ直接放射されるレーザ光と下方へ放射され裏面で反射したレーザ光との干渉位相を変化させた素子を作製・評価した結果，干渉位相に応じて発振閾値，出力効率が周期的に変化することを見い出した．