[20a-P7-1~37] 12.1 作製・構造制御

[20a-P7-30] 疎水性シリカメゾ構造体膜へのリン酸の導入と表面特性の評価

小橋 孝葵¹、〇円子 友理¹、山田 翔太¹、多賀谷 基博¹ (1.長岡技科大工)

キーワード：メソポーラス材料、ナノ細孔、分子吸着

均一で規則的な細孔を有するシリカメゾ構造体膜は，その高い比表面積を利用したセンサ応用等がなされている．最近，生体材料応用も研究され，細孔内・外の吸着水の状態がタンパク質吸着特性に影響すると考えられている．本研究では，焼成温度によって疎水性シリカメゾ構造体膜の表面特性を調整し，ピレン (C₁₆H₁₀) 分子をプローブとして表面特性を解釈し，リン酸導入によって吸着水の状態を制御した．