2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

7 ビーム応用 » 7.1 X線技術

[20p-B301-1~13] 7.1 X線技術

2018年3月20日(火) 13:15 〜 16:45 B301 (53-301)

豊田 光紀(東北大)、今園 孝志(量研機構)、渡辺 紀生(筑波大)

13:45 〜 14:00

[20p-B301-3] 宇宙X線観測用SOIピクセル検出器内部における、電荷雲形状の測定

〇(M2)児嶌 優一1、平賀 純子1、鶴 剛2 (1.関学理工、2.京大理)

キーワード:X線、電荷雲、サブピクセル

次世代X線天文衛星搭載を目標に、SOI技術を応用したX線ピクセル検出器(XRPIX)が開発されている。我々は、画素よりも高い精度でX線入射位置を決定できるマルチコリメータ実験手法をXRPIXに適応し、画素内の様々な位置での信号応答を調べる実験を行った。その結果、X線入射位置に対する信号波高値の画素内変化を調べ、X線一光子により生成された電荷雲の拡がりを測定した。電荷雲形状の大きさは水平方向に5.4μm, 垂直方向に3.3μmとなった。